6. 感謝、笑顔、良かった良かった

世の中には無駄なものも、無駄な事も一切ない。必要なものが存在し、必要なことだけが起こる。

一滴の水が雲となり雨となり川となり海となり、植物の葉や茎となり、人の血や汗となり、万物に姿を変えるが如く、あなたの髪の毛の炭素は、いつしか曾孫のつぶらな瞳となるかも知れないし、あなたの歯のカルシウムは、ひょっとすると曾祖父の爪の一部であったかも知れない。

地球の万物は、増えることも減ることもなく、汚れることもきれいになることもなく、新たに生じるわけでも無くなるわけでもなく、とうとうと変化し、そこには何らの無駄はなく、必要なものが必要なだけ再生され、一種の完全リサイクルとでもいうべきものが繰り返されてきた。

ところが昨今の状況を見ると、大量消費や使い捨てが蔓延し、地球の循環システムはマヒ寸前、ガタガタと音をたてて崩れる一歩手前にある。

あなたは自分の顔に殺虫剤は塗らないし、お茶に除草剤を入れて飲んだりはしないだろう。

地球は一つの生命体だといわれて久しいが、今なお大地には殺虫剤や除草剤がまかれ、ありとあらゆる有害物質が毎日地球をむしばんでいる。

「原因と結果の法則」についてはこれまで何度か勉強してきたが、これよりは否が応でも繰り返しおさらいすることとなる。

残された日々、この世で生ある限り、何があっても「感謝、笑顔、良かった良かった」を貫く。

風の時代 地球の過ごし方

大きな時代の転換期。思い切り愉しみましょう。

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